からくりプロジェクトは、からさわクリニックの院内スペースを利用した芸術作品の展示から始まりました。

2008年、当時はまだ東京藝術大学在学中であった、唐澤茉也とワシダ アキのキュレーションのもと、現役美大生や美術を志す高校生の作品の展示が始まりました。
市中のギャラリーとは異なる、クリニックという制約の中で、若きアーティストたちが発揮するエネルギーは、時に空回りすることがなかったわけではありません。
しかし、それらの作品のには、大きな展覧会にはない驚きがちりばめられており、
それらに対する、人々の率直な感想は、それまでアーティストたちが感じたものとは、ひと味もふた味も違うものでした。

からくりプロジェクトに参加してくださったアーティストからは彫刻の土屋祐介さん、油絵の福本健一郎さん百瀬 文さん、日本画の牧野香里さん、イラストレーターのDOSUKOさんなど、新しい日本の芸術のムーブメントを創りつつある作家が育っています。

これからも、からさわクリニックは、若き芸術家を応援していきます。


からくりプロジェクトに参加してくださった、百瀬文さんが十和田市現代美術館で企画展を行っています。

百瀬文さんの展覧会に興味のある方はこちらをどうぞ

からくりプロジェクト「アートの中のわたし、わたしの中のアート」に参加してくださった、土屋裕介さんがキドプレスで新作を発表します。今回のテーマは「gilding」・・・金箔をきせるという華麗なイメージがある一方で、虚飾で飾り立てる、といった負の意味もあるようです。

キドプレスでの展覧会に興味のある方はこちらをどうぞ

恩師のお通夜の席で、大学時代にお世話になった西村書店の社長さんに再開しました。
懐かしい話の中で「からくりプロジェクト」のことをお話しすると、後日、こんな本が送られてきました。
・・・「芸術家の家」
朝日新聞書評では芸術家 横尾忠則氏の意見は辛口でしたが、芸術を鑑賞する一つの視点として、面白い本です。
西村書店は芸術関係の書籍に限らず、絵本など、さまざまな分野に意欲的な活動を展開しているようです。

興味のあるかたはこちらをどうぞ

からくりプロジェクト「アートの中のわたし、わたしの中のアート」に参加してくださった、土屋裕介さん(東京藝術大学総合芸術アーカイブセンター教育助手)の作品「静かな毒」です
院内展示では待合の患者さんの椅子の間に置かれて、みなさんに強い印象を与えました
からさわクリニックでは土屋さんの作品をアートコレクションにくわえました

土屋さんの作品に関心のある方は、こちらをどうぞ

からくりプロジェクトにも参加いただいた武蔵野美術大学造形学部油絵学科の小林千眞さんの個展が下北沢のギャラリーGekiで開催されました。
『毎日がスピリチュアル』(マガジンハウス)の四コマ・イラストも手がける小林さんの活躍に期待しています。

小林千眞さんの情報はこちらにあります

からくりプロジェクトにも参加いただいたイラストレーターDOSUKOさんの個展「スイスイドスコテン」のお知らせです。
9月5日(月)から9月10日(土)まで京橋の吉井ビル3F青樺画廊で開催されます。期間中はDOSUKOさんの絵やグッズの販売もあるそうです。
初日17時から19時半はプチオープニングパーティーがあります。
イラストレーターとしての活動を開始したDOSUKOさんの活躍に期待しています。

DOSUKOさんの情報はこちらにあります

スイスイドスコテンは好評のうちに終了しました。
ご来場くださった皆さんに感謝します。

KIDO Pressの主宰する“ネオ ブッディズム”のお知らせです
からくりプロジェクトの唐澤茉也によるキュレーションで
からくりプロジェクトにも参加してくださった土屋裕介さんをはじめ
小林裕子さん、亀島悠平さん、横山麻衣さんの4人展です
震災後の日本の心を癒すものは、アートの中にあるのかもしれません

ネオ ブッディズムは好評のうちに終了しました。
ご来場くださった皆さんに感謝します。